Promotion Activities

【1】台北花市:平成29年5月18日(木)、19日(金) 【2】建國假日花市:平成29年5月20日(土)、21日(日)

台湾・台北市内

「日本 優 の花」

Program Overview

Title 「日本 優 の花」
Country 台湾・台北市内
Item グロリオサ、シャクヤク、トルコギキョウなど
Period 【1】台北花市:平成29年5月18日(木)、19日(金) 【2】建國假日花市:平成29年5月20日(土)、21日(日)
Venue 【1】台北花市、【2】建國假日花市
Subject 【1】仲卸、小売店、いけばな等の実需者 【2】仲卸、小売店、いけばな等の実需者、一般客
Content 台湾においては日本産花き、主にグロリオサやシャクヤク等の輸出はされているが、定期的な輸出には結びついていない。現地にない高品質の花きを望む声は多いが、時期によっては、日本国内よりも高温多湿となり、鮮度保持や品質面の劣化が多く見られる。
現地の商社とタッグを組むことにより、台湾国内の市場、仲卸と品質、価格等の話し合いを行い、定期出荷を行う事を目的とした。現地で生産されていない品目や、生産されていてもより高品質の花きを提供することで、競合する店舗間での品揃えにおいて強みを活かす販売につなげてもらうことを目指した。
Member 参加会員
JF鶴見花き 東日本板橋花き  世田谷花き  東京フラワーポート 

協力会社
現地の通関業務サービス会社/現地検疫・通関業務請負、通訳・実務スタッフ派遣等
現地の取引先/国内検疫・通関業務請負、会場運営会社との折衝、通訳等

Program Detail

1)-1 PR展示・デモンストレーション・セミナー内容

名称 「日本 優 の花」台北花市での日本産切花PR展示

日程 5/18(木)、19(金) 7:00~12:00

来場者数  約500名(2日間合計)

実施結果コメント(デモンストレーションの様子、参加者の客層、反応など)

我々4社の協議会としては、今回で3回目となる台北花市での展示は、前回好評であったシャクヤクをメイン品目に据え、前回を上回る15品種を持ち込み展示を行った。その他グロリオサやリシアンサス、SPバラといった主力品目とともに、希少品種のカーネーション、大ぶりなドウダンツツジやスモークツリーの枝もの、踊る丹頂やギガンジウムといけばなに使用される花材も展示し、実需者の中でも特にいけばなの関係者に向けた情報発信を軸に置いた展示内容にした。

前週に開催された上海でのIPMにもブース展示や来場した台湾の花き関係者も多く訪れ、JF鶴見花きを通じて定期的に取引のある仲卸業者はその場で発注をしてくれるなど、現物を見て商品を購入できる機会としてこの展示会を大いに活用してくれた印象である。

入り口から見て左右にシャクヤク、トルコギキョウ、手前から奥に従い高さを出す配置。

画像に含まれている可能性があるもの:2人、室内 画像に含まれている可能性があるもの:花、植物、屋外

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、花

1)-2 PR展示・デモンストレーション・セミナー内容

名称 「日本 優 の花」建國假日花市での日本産切花PR展示

日程 5/20(土)、21(日) 9:00~18:00

来場者数  約2,000名(2日間合計)

実施結果コメント(デモンストレーションの様子、参加者の客層、反応など)

2ヶ所目の展示会場として選んだのは、週末に高速道路下で開かれる建國假日花市である。前回の展示の際に視察した折、9時のオープンから18時の閉場までひっきりなしに一般の消費者が訪れるマルシェ方式の市場での展示は、日本産花きを効率的にPRするには持って来いの展示会場ではないかと感じた場所である。

展示会場となった場所は、花市のちょうど中心あたりに位置する特設会場で、信義路と仁愛路に挟まれた高架下に約400mに渡り広がる細長い敷地の中で、来場者が最も集まる場所であった。ここでもシャクヤクの人気は非常に高く、グロリオサを凌ぐほどで、期間限定とは言え今後は5月から6月にかけての輸出主力品目となるであろう。

2)-1展示花き・使用花きの品目品種

シャクヤク: 出荷期間は短いが、長野県産、群馬県産、埼玉県産の他新潟県や長野でも高地のものは

全体の出荷期間通してリレー出荷、安定供給が可能である。

トルコギキョウ、グロリオサ: 周年通じて高品質の商品が出回るため、安定的な供給が可能である。

2)-2展示した日本産花きの反応、来場者から注目度の高かった品種、品目など

シャクヤク: 特にかぐや姫や白雪姫等の八重系の大輪品種の関心は非常に高い

グロリオサ: これまでと同様安定的な人気度を見せていた。

3) PR用の配布物、掲示物

配布物や掲示物の内容

数量  1,000枚を来場者に配布 /展示会場にポスター、バナーを掲示

制作物についての来場者の反応、今後の改善点など

展示案内チラシの裏面は、主だった日本産花き品目の出荷可能時期を印刷し、

初めて日本産花きを取り扱う際の目安にしてもらうように配慮。

4) 品種別人気投票

対象数  500名

 

人気投票結果(台北花市展示会期中合計)

順位  品目  品種  2日間合計
1  シャクヤク  華燭の典  134
2        ゲイパリー   111
3        妙高  95
4  SPデルフィ スーパーグランブルー  92
スーパープラチナブルー  92
6  アリアム  踊る丹頂  87
7  カーネーション  レージェ  84
8  バラ  スパークリンググラフィティ  77
9  シャクヤク  ムッシュジュエリー  72
10  グロリオサ  サザンウィンド  71

投票結果を見ると、ベストテン内にシャクヤクが4品種入るなど、依然として人気が高いことが分かる。その他は安定した結果となっているが、今回始めて展示品目として持っていったカーネーションが入ったことは購入と展示は別の問題であると感じた点である。

また、ダリアやアルストロメリアは着荷時の状態があまり良くなかった(花弁の傷みが目立ってしまった)ため、前回と比較して得票数が伸びなかった。

人気のシャクヤクに関しては、単純にその時点の見た目の大きさや発色で評価されており、咲きの早いものが上位に来たが、かぐや姫や白雪姫なども2日目にはかなり得票しており、全般的に人気が高かった。

相対的に、花が大きいものの価格は高くても受け入れられる傾向が強く、今後の輸出品目選定と販路を開拓していく道筋において、花の特性や生産技術、日持ちの良さ等大きさ以外の付加価値をどうやって認知させるのかが重要である。

5)問い合わせ(商談)内容についてのトピックス

どうしたら購入できるか、・今後どこかの問屋もしくは小売店で購入できるか、の2点が一番多く聞かれた。しかしながら購入する際の価格を提示すると一様に高単価であることを理由に二の足を踏む傾向が見られ、今後の課題としては価格面の訴求だけではなく、実際に使用してもらい、品質の高さを納得してもらった上で、なぜ高単価であるかの理由を知ってもらうことから始めなければならない。

6)PRの成果と今後の取り組み課題

集客のある場所の選定と、PRをする相手をどこの段階(業者なのか消費者なのか)にするかによって、展示する内容や方法が変わってくるが、今回のそれぞれの展示会場への来場者の違いは、特にこれまで日本産花きを知らなかった層には効果的にPR出来たのではないかと思う。

今後の課題としては、いかにスピーディーに顧客の要望に対応できるかどうかということである。国内での取引と違い、検疫や通関に要する時間や事前に準備しなければならない書類等の事務的な手続きに要する手間や時間を念頭に入れ、品質の良い状態で供給する体制を作っていかなくてはならない。そのために、国内生産者の輸出への意識を変えてもらうとともに、日本産の花であればどこへ出しても検疫・通関に対し信頼が高いためにほぼスルーで通過していくくらいのレベルまで上げていく必要がある。日持ちのする花はもちろん、これまで不可能であろうと思われているような日持ちのしにくい品目まで輸出できる出荷・供給体制を整備していくことが、世界における日本産花きの信頼性を高めていくことにつながるのではないか。

以上